ヘルスケア領域の社会課題解決を目指し、
日本生命と米国発世界最大級のイノベーション施設オペレーターである
CICの共同プロジェクトによりライフサイエンス特化型イノベーションキャンパスが
Nakanoshima Qrossに誕生いたします。
| 開業日 | 2026年5月28日 |
|---|---|
| 名称 |
Osaka Life Science Nexus by Nippon Life and CIC (オオサカ ライフサイエンス ネクサス) |
| 略称 | O-Nexus(オーネクサス。Nexusとは英語で結節点を意味します) |
Osaka Life Science Nexus(O-Nexus)は、ライフサイエンスを軸に、人々の健康寿命の延伸に貢献する技術・サービス・知恵が集い、社会へと実装されていくための拠点です。大阪・中之島は、近代以降、関西経済の中枢として、金融、研究、医療、学術といった社会基盤機能が集積し、産業や技術を社会へとつなぐ役割を担ってきたエリアです。研究開発やものづくりの現場を支え、意思決定と知が交差する場として、日本の近代化と産業の発展を下支えしてきました。
O-Nexus は、この中之島が培ってきた「人・知・資本が交わる土壌」を受け継ぎながら、次の日本の成長を担うライフサイエンス分野において、関西から世界へ挑戦が広がる発信地となることを目指します。研究者、スタートアップ、大企業、大学、医療機関、投資家、行政が立場を越えて集い、偶発的な出会いと実践的な協働を通じて、新たな技術やサービスが生まれる。O-Nexus は、閉じた研究施設ではなく、社会と産業をつなぐ「開かれた場所」として設計されています。中之島が担ってきた社会実装の役割を、現代のライフサイエンスで更新し、日本の未来を支える技術と価値を世界へとつなぐ。その結節点となることが、O-Nexus の使命です。
デザインコンセプト
Osaka Life Science Nexus(O-Nexus)の空間デザインは、ひとつの都市ではなく、関西という複数の文化・時間・価値観が重なり合う地域性を背景に構想されています。
異なる個性が溶け合いながら新しい模様を生み出す「Marbling(マーブリング)」の考え方を通じて、人と人、研究と事業、国内と海外が近接し、出会いからイノベーションが生まれる場を表現しています。
関西は、ひとつの中心に収れんする都市圏ではありません。商業、産業、研究、文化、生活がそれぞれの場所で育まれ、異なる個性や価値観が消されることなく、長い時間をかけてゆるやかに混ざり合いながら共存してきた地域です。
Osaka Life Science Nexus(O-Nexus)のデザインは、この関西の特性を背景に、人と人、研究と事業、国内と海外が近くに存在し、出会いからイノベーションが生まれる状態を「Marbling(マーブリング)」というデザイン言語で表現しています。
O-Nexusが目指すイノベーションの姿もこれに重なります。
専門分野、組織、国籍、立場が異なる人々が、無理に統一されることなく、近くに存在し、交わり、偶然に混ざり合うことで、新しい価値が立ち上がるのです。
Marblingは、イノベーションは、「ひとりでは生まれない。出会いから生まれる」というO-Nexusの思想を、空間として翻訳するためのデザイン言語です。
この考え方をもとに、O-Nexusの空間は、機能や分野を過度に分断するのではなく、異なる人や視点が近くに存在し、自然に交わる構成として設計されています。研究、事業、投資、議論が日常的に重なり合い、偶然の会話や視線の交差から新しい発想が生まれる。O-Nexusは、関西という「混ざり合う場」の特性を受け継ぎ、出会いからイノベーションが生まれる状態そのものを空間として実装することを目指しています。
O-Nexusのフロアは、機能を分断するのではなく、人の動きと視線が自然に重なり合う構成を重視している。
これは、Proximity(近接性)がイノベーションを生むという思想を、建築・インテリアとして具現化したものだ。
人が近くにいる。
分野が近くにある。
考え方が、思いがけず近づく。
その「近さ」から、次のヘルスケア・医療イノベーションが生まれる。
Marblingは、日本的・関西的な美意識であると同時に、グローバルなイノベーション拠点に共通する「混ざり合いの価値」でもあります。
CIC が世界各地で展開してきた都市と同様に、O-Nexus もまた、多様性が重なり合うことでイノベーションが生まれる拠点として設計されています。関西という土地の文脈を起点にしながら、世界と自然につながるための、開かれたデザインといえます。